KIYOE GALLERY NISEKO presents, 前澤良彰 個展

木ニセコ1階杏ダイニングにて、キヨエギャラリープレゼンツ第6弾「前澤良彰 個展」が予定です。

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前澤良彰

京都生まれ。北海道の豊かな自然と驚愕の速度で都市化を遂げゆく札幌に魅せられ、以来、ここを拠点に北の大地が見せる澄みきった表情を写真にとらえ続けている。

見定めた風景を前にカメラを構え、移りゆく光と影をじっと見つめる眼光は鋭い。雨であっても、吹雪であっても、強い陽射しのなかにあったとしても、ただじっと動く風景の切り取るべき瞬間を待ち構える。

なぜそのような手法を採るのかとの問いに「閉じ込めるためです」と彼は言った。写真のなかの光景はあたかも実風景を見るように徴かに振れ動いているようにさえ感じられる。静寂な風景ゆえに得られる連続性。連続する生きた風景として閉じ込められている。前澤が閉じ込めるものは、時間も含めたありのままの風景である。 北海道に生まれ育った者ではないからこそ、見える風景がある。また、それが特異であることにも気づきやすい。こうした北海道の姿を美しく記録し、その地に刻まれた時間を深く見つけ出す作品は、北海道の自然遺産の価値を高めると同時に、文化史的意義をも高める仕事と認められ、前澤良彰は、2018年札幌文化奨励賞を受賞した。

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場所:杏ダイニング(木ニセコ 1階)

期間:2020年2月4日〜2020年3月21日

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