羊蹄山一周サイクル【後編】

1か月間インターンとしてニセコに来た大学生によるニセコ初心者ダイアリー、第五弾。

羊蹄山一周サイクリング、いよいよ後編です。

ニセコ第2有島ダチョウ牧場をあとにし、真狩村に向かいます。まずたどり着いたのは、数ある羊蹄山麓の湧き水名所の1つ、「羊蹄山の湧き水」。(北海道虻田郡真狩村字社215)

水をペットボトルに注ぎ飲んでみると、水ってこんなに美味しいのかと思うほどに美味しい。疲れて喉が乾いていたので、それはもう格別です。

さらに、ここには豆腐屋「湧水の里」や野菜の直売所が併設されています。

豆腐屋さんに入ってみると、まずその種類の多さにびっくり。豆腐だけでも10種類以上並んでいます。

試食コーナーがあったので食べてみると、とても濃厚で何もつけなくても美味しい!こんなに味が濃くなめらかな豆腐を食べたのは始めてです。

まとめ買いしたかったのですが、まだまだ先は長いので荷物が重くなると大変だと思い断念。今度車で買いに来たいと思います。

次に向かったのは、道の駅真狩フラワーセンター

農産物直売所に加え、名前の通り花の販売コーナーがあります。

ちょうどお昼時でお腹がすいたので、施設内のレストランでランチ。

真狩村はゆり根の日本一の産地だということで、ゆり根のかきあげ丼をいただきました。ゆり根は茶碗蒸しに入っているひとかけらほどのものしか食べたことがなく、正直どのような味がするのか知りませんでした。

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(ゆり根かきあげ丼 1,380円)

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が、食べてみてその美味しさにびっくり!とても甘くてほくほくしています。ゆり根を一度にこんなに沢山味わえるなんて、とても贅沢な気持ちになりました。

お腹が満たされたところで、次は京極町のふきだし公園(北海道虻田郡京極町字川西)に向かいます。

地図で見ると真狩フラワーセンターからは距離があるように見えますが、真狩村から京極町にかけて自然がとても豊かで、きれいな景色を横目に漕いでいるうちにあっという間に到着しました。

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広大な土地に様々な作物の畑が広がっていました。これは蕎麦畑

ふきだし公園には環境庁の名水百選に選ばれた「羊蹄のふきだし湧水」があり、多くの人が空のボトルを持って水を汲みに来ていました。

水はひんやりしていて、手を洗うだけですっきりします。湧き水スポットはサイクリング中の給水にぴったりですね!

ここでも美味しい水をいただきリフレッシュしたところで、いよいよ最後の目的地へ。

スタート地点の倶知安町へ再び戻ります。

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着きました、最後の目的地!くっちゃん温泉ホテルようていです。

ここまでの疲れを癒やすべく、最後は温泉で締めようと決めていたのです。

ここでは大人800円で日帰り温泉が利用できます。午後3時過ぎに行ったので入浴客は多くなく、とてもリラックスすることができました。

露天風呂は羊蹄山の方角に備えられていますが、雲に隠されて見えず…。羊蹄山を眺めながらお湯に浸かるなんて、至福のひとときでしょうね~。また晴れた日にリベンジしに来たいと思います。

温泉からあがると、(電動ではありますが)60km近く自転車で漕いだとは思えないほど体が軽くなっていました。やっぱり最後に温泉に来てよかった!

この後レンタサイクルを返却し、私の羊蹄山一周チャレンジは無事終わりました。

この日は曇っていましたが、晴れていても風は爽やかで心地よく、今のニセコはサイクリングにぴったりの気候だと思います。

夏真っ盛りの本州でサイクリングをしようものなら熱中症にかかりそうですが、ニセコにいると体を動かしたくなります。次は何をしようかな?