国連世界観光機関の発表する「ベスト・ツーリズム・ビレッジ」にニセコ町が選ばれました

観光を通した文化遺産の促進や保全、持続可能な開発に取り組んでいる地域32カ国44地域が選出されました。

国際世界観光機構(UNWTO)が選出する「ベスト・ツーリズム・ビレッジ」は、観光を通じて伝統や文化遺産の保全や促進、又持続可能な開発目標(SDGs)に沿った取り組みや観光事業を実施している地域を見つけ、表彰するプロジェクトです。

2021年5月に始動したこのプロジェクトは、このたび世界75カ国、174の地域の推薦の中から32カ国44の地域が選出されました。選定された地域は9つの評価分野に基づいて評価されており、選定された44の地域は100点満点のうち合計で80点以上を獲得しています。そしてこのたび北海道ニセコ町が選出されました。

この表彰により、ニセコ町は経済、社会、環境の全側面において明確な努力をしている自治体であることが認定されました。

Spring 2020 B

ニセコ町は、国から「SDGs未来都市」同時に「自治体SDGsモデル事業」に選定されている町です。環境モデル都市の取り組みや、独自の開発ルール作り、住民参加・情報共有による自治の実践など、SDGsの目標達成に貢献する取り組みを継続してきました。こうしたこれまでの町の取り組みがこの度のベスト・ツーリズム・ビレッジの選出として実を結んだのではないでしょうか。

日本からは、ニセコ町の他に、京都府南丹市美山町が選出されています。そのほかの国の選出された地域はこちら(英語サイト)からご確認いただけます。

UNWTO公式ページはこちらから。(外部英語サイトへ)