紅葉に向けて着々と

そろそろ夏も終わりを告げ、真っ白いパウダースノーが降り始める前に山々が黄金色やオレンジに色づく紅葉の季節はもう、すぐです。

ニセコはお盆を過ぎると急に秋めく、とはよく言ったもので、本当にお盆時期が過ぎると、特に朝晩、ひんやりとした風が吹き始めます。これまで虫除けやキャンプコーナーが占めていたホームセンターの季節の棚は除雪機やヒーターなど、冬物へとシフトし始め、テレビでスタッドレスタイヤのCMが流れると、ああ、冬への準備をしなくては、という気分にさせられます。ですがその前に、ニセコの短い「秋」は北国らしい「紅葉」を楽しめる時期でもあり、その山々の色づきは、紅葉シーズンにニセコに来られる人々の目を存分に楽しませてくれます。一面銀世界になる前の、最後の彩りを、今年はどこで楽しみますか?

Fukidashi Park Spring And Mt Yotei

ニセコエリアが色づき始めるのは気温12度前後。まだ、ハイキングやサイクリングなどが楽しめる、暑くなく、ほどよく涼しい気候です。9月ごろから、所によっては10月下旬頃まで紅葉が楽しめます。特にニセコ町から岩内町へと抜ける道道66号線(通称パノラマライン)は、美しい景観が楽しめるドライブルートとして、バイクツーリングやサイクリングなど、バイカーにも大人気のドライブコースです。

全国各地で見られる真っ赤に燃えるような赤い紅葉はどちらかといえば珍しく、輝くような黄金色や橙色が特徴です。これは、ニセコの森が、アカイタヤという鮮やかな黄色の葉をつける木々が多いこと、またみなさんが過去に投稿されたニセコの紅葉シーンのインスタグラムをシェアします。