ニセコの春を振り返る|桜の名所6選

今年の桜は、どんな場所で見れましたか?ニセコエリアの桜の穴場的スポットもご紹介します🌸

春のニセコは、雪解けとともにゆっくりと色づきはじめ、地元の人々に愛される、知る人ぞ知る桜の名所が点在しています。今回は、そんなニセコ周辺の桜の見どころ6選をご紹介。羊蹄山を望む絶景や、地域の人々が守り育てる桜並木まで、それぞれのスポットに込められた春の魅力を振り返ります。

①蘭越ランラン公園(蘭越町)

ニセコの西隣に位置する蘭越町。尻別川沿いにあるランラン公園では、川の流れを感じながら、桜の並木道を歩くことができます。水音と花びらが重なる音風景は、春の北海道ならではの贅沢な体験。地元の人々にとっても憩いの場であり、観光客にもじわじわ人気が高まっているスポットです。

②真狩神社 (真狩村)

真狩村の静かな山あいに佇む神社。春には参道沿いに桜が咲き、まるで花のトンネルのような幻想的な風景に。まさに“穴場”と呼ぶにふさわしい桜スポットです。鳥のさえずりと桜の香りに包まれながら、心穏やかなひとときを過ごせます。

③京極ふきだし公園(京極町)

名水百選にも選ばれた湧水が自慢の京極町。春になると、芝生の広場周辺に咲く桜の木々が、公園全体を柔らかく彩ります。澄んだ空気と清らかな水、そして広がる桜の風景は、五感で味わう癒しのひととき。レジャーシートを広げて、地元の野菜やおにぎりを持ち寄ったピクニックが特におすすめです。

④望羊の一本桜(京極町)

京極町の丘陵地にぽつんと立つ「望羊の一本桜」。その名のとおり、遠くに望む羊蹄山を背景に、一本の桜が凛と咲く姿は、まるで絵画のような美しさ。天気が良い日には、真っ白な残雪をまとった羊蹄山と淡いピンクの桜が見事なコントラストを描き、多くの写真愛好家たちがこの場所を訪れます。

周囲に遮るものがなく、風景が大きく開けているため、朝日や夕暮れ時に訪れるとさらに幻想的な雰囲気に。日々の忙しさを忘れさせてくれるような、静かで尊い時間が流れています。この桜は一本だけだからこそ、見る人の心に深く残る存在。春の京極を代表する隠れた名所です。

⑤曽我森林公園(ニセコ町)

大自然に囲まれた静かな公園で、春になると遊歩道沿いに桜が咲き誇ります。敷地内には整備された道があり、小さなお子様連れでも安心してお花見が楽しめます。桜の木々の合間からは雄大な羊蹄山の姿も望め、まさに北海道らしい景観が広がる癒しのスポットです。

⑥諏訪神社(ニセコ町)

ニセコ町の市街地のはずれに佇む「諏訪神社」は、ひっそりとした森の中に囲まれた、地域の人々に守られてきた歴史ある神社です。春になると境内の桜がふわりと咲き、社殿や鳥居とのコントラストがとても美しく、まさに"隠れた桜の名所"と呼ぶにふさわしいスポット。参拝とともに、自然と向き合う時間を大切にしたい方にはぴったりの場所です。

羊蹄山をぐるりと1周!桜の名所マップ

日本の中でも、四季の移ろいを最も劇的に体感できる場所のひとつが北海道。広大な自然と気候の変化が生み出す風景は、訪れるたびにまったく異なる顔を見せてくれます。ニセコエリアの春の終わりを感じながら、季節ごとの魅力を体感してください。