三島邸芝桜ガーデン2020

今やニセコエリアの新名所となった三島邸の芝桜ガーデンが今年は人もまばらに、そのピークを迎えました。

年々札幌近郊だけでなく、遠方からも見物者が増え、個人宅の庭園とは思えないその広大な敷地に咲き誇るピンクの絨毯は、毎年無料で解放され、倶知安町の初夏の名所となっています。なだらかな丘稜もあり、背景に映り込む羊蹄山との兼ね合いや、白、桃色、薄ピンク、そして脇には黄色の菜の花という配色にも工夫がなされた芝桜ガーデンは4000m2にも及び、それを御歳82歳になられる三島和夫さんがお一人で手入れ・管理をされているのだから驚きです。

今年の開花も例年に習い5月の中旬から一斉に咲き始め、5月最終日には満開を迎えました。今年は、ご本人もおっしゃっていたように、新型ウィルスの感染拡大に伴い、なかなか大きな声で皆さんに見ていただきたいとは言えないということで、地元の人々がちらほらとその彩を楽しんでいました。エクスペリエンスニセコも、早朝にそっと訪れて、人と会うことなくすっきりと晴れ渡った空と羊蹄山のコラボレーションを楽しませていただきました。まるで絵葉書のように、静かで平和な風景画広がっていました。画面を通してシェアさせていただきます。

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三島さんの努力の賜物に感動し、今年もこんなに美しく開花を迎え、変わらずにある自然に癒されるひとときでした。この景色はここでしかみられない特別なもの、来年は多くの方々に楽しまれることを願って。

Photo Credit: Hitomi Igawa

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ガーデンオーナー三島和夫さんってどんな方?配布解禁になったエクスペリエンスニセコサマーマガジン2020の日本語セクションにて、「気になるあの人」特集でインタビューさせていただいています。昔は悪ガキだったそう!P66をどうぞ。