札幌、シドニー間の季節運航開始を発表

カンタス航空は札幌、シドニー間の直行便の季節運航開始を発表

カンタス航空は、2019年4月18日、ニセコやルスツ等の人気スキーリゾート地への観光の拡大に応えるため、シドニー札幌間の直行便を就航することを発表しました。この就航は、スキーシーズンに合わせた季節運航で、2019年12月16日から2020年3月28日の期間の週3便の運行を予定しています。これにより、さらにオーストラリアからの北国へのアクセスが便利になります。

機体はエアバスA330型機で、運行期間中1万席以上を供給することになります。これまでにはなかった、札幌―シドニー間での直行便。この路線の就航により、日本とオーストラリアをつなぐ5路線を運航することになります。

Qantas Airline

水曜日、土曜日、月曜日の週3便、シドニーを現地時間午前9時30分に出発すれば、日本時間で夕食の時間に間に合う午後6時35分着となり初日から食の宝庫、北海道グルメを楽しむことができます。また、帰りは午後8時5分に出発なので、1日しっかりと満喫した後、機内でぐっすり眠りながら渡航を終えることが可能です。

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カンタス航空の国際線部門のCEO代理であるNaren Kumar氏は、「過去5年間でオーストラリアから日本への旅行客は2倍以上増加しており、オーストラリア人旅行者にとって北海道は非常に人気の旅行先となっています。この路線によってさらにニセコ等の人気リゾートに行きやすくなります。」と語っています。また、この12か月間だけでも50万人近くのオーストラリア人が来訪しており、今後2年間は更に大規模な国際的なスポーツイベントの開催が予定されているので、日本への旅行人気は今後も続くと予想されています。

カンタスグループは、日本オーストラリア間で最大のネットワークに加え、日本国内でも最大のLCC(格安航空会社)ネットワークを抱えており、シドニーー東京間、シドニーー大阪間、メルボルン―東京間、ブリスベンー東京間の各路線と、ジェットスターのケアンズー東京間、ケアンズー大阪間、ゴールドコーストー東京間の各路線を運航しており、これに新路線、シドニーー札幌間が加わることとなります。

夏であるオーストラリアから雪を求めて来られることと同じように、冬である日本から、温かい気候を求めて直行便でオーストラリアへ旅行できることは、私たち日本人にとっても旅行計画の選択肢が広がることになりそうです。

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