ニセコで旬の「姫タケノコ」について学ぼう

アクが少なく食べやすい、姫タケノコを食べてみよう!

姫タケノコってなぁに?

Himetake Bamboo Shoots Grow Ac

「姫タケノコ」は、山陰地方や信越地方、東北から北海道の山間部で採れる、千島笹(チシマザサ)の若竹のことです。そう、タケノコと言っても、竹ではなくて、笹の若芽のことなのです。雪の多い地域では、雪の重みで根元が曲がっているものが多いため、「根曲がり竹」と呼ばれることもあります。

北海道では、竹が育たないことから、「タケノコ狩り」と言えば、孟宗竹の筍ではなく、この「姫タケノコ」を採りに行きます。雪解け後の、5月下旬から6月にかけて、まさに今が旬の山菜です。

どこで手に入るの?

Takenoko Bamboo Shoots Hokkaido Niseko Spring Mountain Vegetables

この時期ニセコエリアでは、道の駅ニセコビュープラザなどの直売所で売られているのをよく見かけます。タイミングが良ければスーパーに置いてあることも。茹でたものを瓶詰にしたものが売られていることもあるようです。もちろん、ニセコエリアの山々にも生えているので、直接採りに行くこともできます。孟宗竹の筍は土から掘り出して採りますが、姫タケノコは地面に出ている部分を引っ張って採ると比較的簡単に採れるようです。直接山へ行く際は、事前に装備や知識など、情報をきちんと得てから行ってくださいね。

どうやって食べるの?

孟宗竹の筍は独特の苦みやえぐみがありますが、姫タケノコは、細身でアクも少ないので、お味噌汁や煮物にすると、歯ざわりも良くとても美味しく食べられます。下処理は約10分ほど茹でてから皮を剥けばOKです。バーベキューなどでは、皮を剥かずそのまま網焼きにします。魚焼きグリルで焼いても大丈夫です。火が強いと皮が焦げてしまうので、弱火で焼く方が上手に焼けます。火が通ったら皮を剥いて、お好みでマヨネーズやお醤油、七味などをつけて食べるとお酒との相性もバッチリですよ!

今が旬の姫タケノコ、皆さんも是非食べてみてください。

まだまだ旬のアスパラについてはこちらから。