倶知安農高のおみせって?

定期的に開催される倶知安農業高校のおみせ。何が売ってるの?

限られた時間内で売り切れも続出するほど人気の農高のおみせ。倶知安ニセコエリア在住の方は聞いたことがあるのではないでしょうか。倶知安町の農業高等学校の課外授業の一環として、生徒さんが自ら育てた商品を販売しているようです。

農高=倶知安農業高校では、月に2~4回各45分間という時間で彼らの育てたものや加工品がマーケットのように並ぶ、「農高のおみせ」を訳3年前から開催しています。これまでは、倶知安町の駅ぷらっとで行われていましたが、今年度から校内にある元遠隔者寮で開催されています。平日の、時間も4時~45分間、という限られた開催なので、今まで参加できずにいましたが、噂によると、地元の方に大人気なんだとか。

どんなものが並び、一体価格帯はどんなものなのか、みんな何を求めてきているのか知りたくて初めて足を運んでみました。

kutchan agri clutural high school market

開店の5分前に到着したら、すでに長蛇の列・・・・買い物かごを持参して並んでいる地元の方でいっぱいです。事前にチラシで「じゃがいも、米などの農作物をはじめ、じゃがプリンやスイートポテトなどのスイーツ、また肉や味噌などを販売。花もあります。」という旨を知ってはいたけど、こんなに列ができるとは予想外だったため、前に並んでいる方に聞いてみました。

「何を目的に来られたんですか?」

この方は、「お肉とお味噌だよ。お味噌は美味しいよ~」とのこと。この日は、3時ごろ(約1時間前)から並んでいた方もいらっしゃったのだとか。

たくさんのお客さんが一気に入って混雑しないよう、順番に並んで入り、希望のものを籠に入れ、順番にお支払いをするという仕組みです。トマトジュースやお味噌など、人気商品には「お1人4点まで」「お1人2点まで」などの数量限定サインがありました。

お値段は、豚もも肉300gで300円。お味噌も300円など、良心的で安全安心。

農高豚や農高牛などは、農高の畜産班が和牛で地域を活性化したいという想いとともにようてい和牛ブランドの確立を目指しています。たとえばこの和牛の餌には規格外品であるじゃがいもを使用したりと、地域に根付いた飼育法を行っています。

安心で安全な商品は、こうして地元の人に愛されて、瞬く間に売り切れます。農高で学ぶ生徒たちにとっても、この農高のおみせ、は実際に作り手と書いての顔が見られてモチベーションにつながるのではないでしょうか。

早速購入したスイーツやお味噌を食してみたいと思います。

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生徒の皆さんの大きな声と笑顔と一生懸命さが印象的でした。

倶知安農業高校の公式サイトはこちら。次回の農高のお店情報については、新聞にチラシが挟まるそうです。または高校にお問い合わせください。